10/08 毎日王冠
現地で観戦。
メインまで何もしないのもアレだったので急遽平場も買いました。
電車の中で30分くらい予想。
何度も並んで馬券を買うのも面倒だったので着いてすぐメインまでまとめ買い。
本当は良くないけど…
東京8R 芝1600m 3歳以上1勝クラス
◎6 ココクレーター
100円
12 ナヴォーナが単勝1倍台の1番人気になっていましたが、先月に走って5着だったのを見て疑う方向に。
矢作厩舎×川田騎手のコンビも毎回人気する割にあまり勝負気配が強くない印象がありました。(後で調べてみたら最後に勝ったのは6/24のミスティックロア 3歳1勝クラスでした。)
3番人気の 11 シルバースペードも9月に走って4着とあまりしっくり来なかったです。
それよりは…ということで5月を最後に走っていなかった 6 ココクレーターを選択。
前走4着とはいえ、先着された相手はシルトホルンとコンクシェルなどかなり強かったはず。
体重も増えていたので夏を越して成長している可能性が高く、最近走って勝てなかった他の人気馬よりも可能性があるはず。
ルメール騎手×木村厩舎×キャロットファームとバックが強く、馬柱的にも東京開催を狙っていた様子もあり、勝負気配を強く感じたのでこの馬の単勝を。
結果は本命のココクレーターが直線で差し切って1着でゴール!
単勝3.9倍的中!
当たったこともうれしいですが、1番人気のナヴォーナは沈んで5着だったので危険な人気馬を避けることができたのが一番うれしかったです。
1年前だったらこういうの買っちゃってたかも…
東京9R 三鷹特別 芝1400m 3歳以上2勝クラス
◎6 キタノブライド
100円
8 レフトゥバーズが単勝2.2倍の1番人気。
同馬は5歳で勝ち切れない競馬が続いている様子だったので逆張り。
短距離は荒れる印象もあり、とりあえず1番人気は買いたくなかったです。
レフトゥバーズの能力が高いのは間違いなかったので、負かすとしたらフレッシュな3歳馬だろうということで、2 シャドウフューリーと6 キタノブライドの2頭で悩みました。
そのうちシャドウフューリーの方は既に6月にレフトゥバーズと対戦して負けていたので成長がないと厳しいだろうと考え、対戦経験のないキタノブライドを選びました。
結果は1番人気のレフトゥバーズが普通に来て1着。
本命のキタノブライドは3着だったので的中ならず。
強気なイン突きで小柄な体ながら菅原騎手と一緒に頑張ってくれましたが、レフトゥバーズの切れ味が一枚上でした。
短距離の1着を当てるのはむずかしいですね。
東京10R JRAアプリ記念 ダート1600m 3歳以上3勝クラス(ハンデ)
◎16 ギャラクシーナイト 〇9 ヴァーンフリート
ワイド 16-9
100円
3 パラレルヴィジョンが1番人気で人気を集めていたのでこれに逆張り。
同馬はキズナ最高傑作などと期待されながらも結果が出ず、ネットでもいろいろとネタにされていた馬でもあり、初ダートで人気するなら積極的に買いたくはありませんでした。(去年の神戸新聞杯で買って痛い目を見た記憶が…)
ダートはあまり詳しくないので自信なかったのですが、ハンデ戦ということで荒れを期待して穴から買うことに。
よくわからないレースは
名前を聞いたことがある馬が終わってみたら人気薄でも意外と来ている。
ということが体感結構ある(馬券は買っていないので意味がない)
なので名前を聞いたことがある 1 メンアットワーク(10番人気)と 16 ギャラクシーナイト(9番人気)のどちらかと人気馬を組み合わせて買おうと思いました。
メンアットワークの方は最内枠を引いていて、東京ダートの最内にあまりいい印象がなかったので脱落。同馬はイクイノックスの新馬戦の2着でサークルオブライフに先着している馬なのでいつか何か起こしてくれそうな気はしますが…
逆に大外を引いたギャラクシーナイトは同じコースで2番人気のヴァーンフリートに勝ったことがあり、ワンチャンあるかなぁと思いこちらを選択。
東京ダートマイルはカフェファラオのような巧者が存在するイメージはあったので、人気馬の中で同じコースの成績がマシそうなヴァーンフリートを相手に選びました。
スタンドでレースが始まるのを待っていたところ、1頭だけやたら早く馬場入りして返し馬を始めた馬が…!
へぇ~と思って見てましたが、よく見たら本命のギャラクシーナイトで絶望。
他馬より5~10分は早かったので、今日は様子がおかしかったんでしょうか…
皐月賞のダノンタッチダウンのように、他より明らかに早く返し馬をやっていた馬にいい印象がなかったのでこれは厳しいだろうな…とは思いつつも、馬券はとっくに買ってしまっていたのであきらめ。先に買っちゃうとこういうのがありますね。
結果は危険視した1番人気のパラレルヴィジョンが1着。
本命のギャラクシーナイトは14着、ヴァーンフリートも9着とカスりもしませんでした。
1番人気→11番人気→6番人気で決着なので荒れはしたのですが、選ぶ馬を間違えました。
候補に挙げたメンアットワークは10番人気4着と健闘。結局こっちを選んでいても外れてはいますが…
それにしてもパラレルヴィジョンが初ダートでしっかり勝つとは。
「キズナのダート替わり」とはよく言いますが、今回は罠だと思ってしまいました。
陣営の方々もいろいろと試行錯誤してのダート選択だったと思うので馬券は外れましたが勝つところを見られてよかったです。鞍上のルメールさんもウィナーズサークルでうれしそうでほっこりしました。
とりあえずメインまでの平場は300円分買って、当たったのは最初の単勝3.9倍のみでしたがなんとか90円プラスで終了。
東京11R 毎日王冠(G2)芝1800m
◎1 シュネルマイスター
〇10 ソングライン, 8 ジャスティンカフェ
1-10 300円
1-8 400円
1→8→10 100円
1→10→8 100円
計900円
1番人気のソングラインは牝馬で57kgを背負わされ、1800mの距離も初めてということで頭では買いたくなかったです。
2番人気のシュネルマイスターは2年前にこのレースを勝っていたし、NHKマイルでソングラインにも僅差で勝ったことがある。去年の安田記念も負けたとはいえ僅差だったし実力的にはほぼ拮抗しているはず。距離と斤量の差で今回はシュネルマイスターに軍配が上がると思いこちらを本命にしました。
最内枠な点が引っ掛かりましたが、東京のルメールさんなら馬群を割ってなんとかしてくれるはずと信じて…
シュネルマイスターが負けるとしたらソングラインが規格外だった時か、3番人気のジャスティンカフェがあまりにも東京1800m巧者だった場合と考え馬連を購入。
マークシートの塗りつぶしを間違えてジャスティンカフェとの方だけ100円多くなってしまいましたが、まぁ当たるし大丈夫…などと思っていました。
300円分買うつもりだったのですが、いつも100円の馬券ばかり買っている癖で最初100円のところにマークしてしまい、後で発売機の方で修正すればいいやとそのまま300円のところにもマークしたらしっかり400円分発券されてびっくり。
そういう融通は利くんだ…
せっかくの現地だし、と3連単も購入。
まぁこの3頭で決まるでしょ…
レースが始まり、シュネルマイスターが派手に出遅れることなく出た時点で馬連は当たったなと思いました。
直線で馬群を割る姿勢を見せたところでこれはシュネル勝ったな!と思いましたが…
なかなか割れず、派手に詰まりながら結局は外を回す形に…
絶望しながらも最後はソングライン、アドマイヤハダルと一緒にものすごい足で突っ込んできたのを見て、「いや~なんとか馬連は当たったか~3着にアドマイヤハダルが来たのは正直舐めてたな~」などと友人とヘラヘラ喋っていたらなんか内にもう1頭いた…
最後の直線はターフビジョンではなく、目視で確認していたので外から来た差し馬に隠れて内でエルトンバローズが残っているのが全然見えませんでした…
ビジョンのリプレイで確認して再び絶望。
しかも1着だし…
エルトンバローズも強い馬だとは思っていたけど、まさか東京でソングラインとシュネルマイスターの間に入るどころか勝ち切ってしまうとは…
ソングラインとシュネルマイスターは進路がかなり厳しくなってしまっていたので、スムーズだったらまた結果も変わっていたのかなとは思いますが、エルトンバローズが勝ったのは事実。レーベンスティールにも勝っている馬ですし、甘くみてしまっていたなと反省。
ジャスティンカフェが後方からの競馬をするのは想定の範囲内でしたが掲示板にも載らないのは案外でした。ここで好走するならマイルCSも…と思っていましたが、直線もアドマイヤハダルの方が伸びているように見えたのがあれ?という感じでした。
本命のシュネルマイスターが3着だったので馬券は大ハズレ。
エルトンバローズが買えたかはともかく、外差しを一番の武器としている馬が最内枠で勝ち切れると思ってしまったのは少々センスがなかったです。
いくらルメールさんでもそれはキツいよ…
そもそもルメールさんじゃなかったらこの枠でこの脚質の馬を本命にしてないし…
少なくともこういう時の馬券は馬連ではないですね。次から気を付けたいです。
現地はやっぱりソングラインのファンの方が多かったようで、割とお通夜ムードでしたが…
それはそれとして、素晴らしい騎乗を見せてくれた西村騎手とエルトンバローズを一目見ようとウィナーズサークルの方へ。
展開の利はあったかもしれないけれどあの2頭相手にギリギリ1着で残せるのは人馬ともにすごいセンス。
人気のあるレーベンスティールとソングラインに勝利してなんだかヒール感も出てきたエルトンバローズですが、本人はそんなことお構いなく元気にくるくると回っていてかわいかったです。
最終レースの後に騎手を目指す子供たちの日本一を決めるレース「ジョッキーベイビーズ」の決勝が行われるので帰らずに待機。
川田さんのご子息が出るという話を聞いていたので、こちらも毎日王冠と同じくらい楽しみにしていました。
ただぼーっと待っているのももったいないので最終レースの馬券を購入。
東京12R ダート1400m 3歳以上2勝クラス
◎13 バグラダス
単複
100円ずつ
去年の朝日杯で5着だったバグラダスが4番人気と人気を落としていたので気になりました。
芝からダートへの転戦だったものの、マジェスティックウォリアー産駒で新馬戦もダートで勝ち上がっていたことからダートへの適正はあるはず。
G1を含む芝の重賞で2度も掲示板に載っていたことからそもそもの能力も高いはずと判断して単複を購入。
結果は本命のバグラダスが早めに抜け出して3馬身半の着差をつけて快勝!
早めに1番人気の逃げ馬を捕まえに行ってくれて、その後も後ろを突き放してくれたので安心して見ていられる内容でした。
三浦さん本命にして当たったの初めてかも… ありがとうございました。
オッズもついたけど100円ずつしか買ってなかったので、厚めに買った毎日王冠の900円負けが取り返せず…
この日は200円負けで終了。
それでも、最終レースのおかげでタコ負けにはならなかったのは不幸中の幸いでした。
そうこうしているうちにジョッキーベイビーズの時間に。
最終レースの後で小雨も降ってきている中でもお客さんがメインレースの時から全く減っていなかったのが印象的でした。
馬券の発売があるわけではないのでみんな純粋に子どもたちを応援したくて残っている人たち。元々は賭場である競馬場でそれでもこんなに人が残るのかと驚きました。
ファンファーレも関東G1のものが流され、スターターと実況も本格的に準備される中スタート。すごく粋な演出だなぁと思いました。
結果は川田さんのお子さんの川田純煌(ぎんじ)君が1着でゴール。
早めに先頭に立ってそのまま押し切って綺麗に勝利。
さすがだなぁと思いました。
ポニーも思っていたよりずっと速くて迫力がありすごかったです。
お父さんも満面の笑みで普段は滅多にしないガッツポーズをして大喜びしていました。
あんなに笑顔の川田さんは初めて見ました笑。
純煌くんも「緊張はしなかった。」とお父さんのようなことをインタビューで言って笑いを取っていて、やっぱり親子だなぁと思いました。
勝った子も今回は惜しくも負けてしまった子も、騎乗した子みんながお客さんに讃えられていて、とても温かい時間を過ごせました。
現地で見られてよかった。
馬券はちょっと負けたけど…
この日は-200円。
前日に60円勝っていたので、日曜終了時点で140円負け。
読んでいただきありがとうございました。
10/07 サウジアラビアRC
毎日王冠で馬券の買い方を派手にミスってしまった。
↑のように説明できないものを今後買わないようにするために、買った馬券はちゃんと記録してしっかり反省したいと思いました。
平場に特にやりたいレースもなかったので、サウジアラビアRCだけ。
気性的に危険そうなシュトラウスが最内枠に入ったのでとりあえずこれに逆らう馬券を。
厩舎の重賞成績や2歳モーリスがあまり良くないのも考えると少なくとも頭は厳しいかなと思いました。
とりあえず前走のパフォーマンス的にも頭数的にもここでボンドガールが飛ぶことはないだろうと見て、当初はボンドガール複勝100円とかいう死ぬほどしょーもない馬券を買って参加だけしようと思っていましたが、複勝オッズが元返しになってしまったので断念。
ならば単勝を…と思いましたが、ダイワメジャー産駒が最近東京マイル重賞であまり勝ち切っているイメージが個人的になかったし、あのリバティアイランドでさえこの時期の2歳重賞は教育負けしたのを考えるとイヤな予感がしたのでこれも断念。
結局、調教で負荷をしっかりかけていた堀厩舎のゴンバデカーブースを相手にボンドガールとのワイド1点買い。
この日に圧勝していた2勝クラスのカナテープと併入できていて、シュトラウスが飛ぶ展開を読むなら馬券内にいるスペックはあるかなと思いました。
終わってみたらゴンバデカーブースが圧勝。ボンドガールは2着。
怪しんでいたシュトラウスはかかりながらも逃げずに3着。
3→1→2人気のガチガチ決着で、当たりはしたものの配当はしょっぱかったです。
オッズ妙味ならゴンバデカーブース単勝が正解だったけど、ボンドガールがいるのに単勝買う度胸はなかったなぁ。
結果的に馬連でも当たってはいたけど、去年のグラニットのように2、3歳の重賞は2着に買えない馬がくる印象が結構あるのでこれが限界かなぁ。
いや、東京でルメールさんに逆張りして1.6倍ならやらない方がよかったかな。
結局いるし。
それにしてもゴンバデカーブースが2馬身もつけて勝つほど強いとは。
ボンドガールとシュトラウスが弱かったとは思わないので変わった名前で嫌われるなら朝日杯でも狙いたいですね。
ボンドガールは今日は教育の面も大きかったと思うので、阪神JF、結果次第では桜花賞でも軸にしたいです。
同じダイワメジャー産駒牝馬のレシステンシア、メジャーエンブレム、レーヌミノルのように阪神の前目で競馬できれば。川田さんとの相性もよさそう。
馬券から切ったシュトラウスも控えて競馬できたのはよかった。
馬体が綺麗で流星がかっこいい子なのでルメールさんが言っているようにこれから競馬を覚えて頑張ってほしいです。名前もシンプルでいいですね。
晩成と言われているモーリス産駒ですし、去年このレースで負けたノッキングポイントのようにまだまだ未来があるはず。
土曜日はこの1Rだけ遊んだので+60円で終了。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
日曜日と月曜日の分も記憶が残っているうちに書きます。
新潟2歳ステークス 個人的メモ
新潟芝1600m 2歳
2015年から同じ週に札幌でWASJが開催されている新潟の2歳重賞。
今年と同じくWASJが行われた2015~2019,2022のデータをまとめた。
コロナの影響でWASJが中止になった2020~2021は本来札幌にいるはずのトップジョッキーが同レースに騎乗し、馬質も他の年とは傾向が違うと感じたので今回は個人的にデータから除外した。(2021 セリフォス 川田J 1着 など)
ちなみに両年ともに1~3人気のガチガチ決着。
枠番・馬番
真ん中より外目の馬が毎年馬券に絡んでいる。
偶数番がデータの6年で5勝と基本的に後入れになるためか有利な傾向。
とはいえ、今回はデータから省いている20ショックアクション、21セリフォスが奇数番から勝利しているため、あまり重要視する必要はない。
内枠があまり勝てていないように見えるが、これも21セリフォスが1番から勝利しているので能力があれば問題ない。
性別
特に傾向は見受けられなかった。
騎手
同週に札幌でWASJが開催されるため
普段重賞を勝ちまくっているようなトップジョッキーが新潟にいない。
それでも勝ち馬の鞍上は毎年のように重賞を勝っているような騎手がほとんど。
WASJの開催された6年では勝ち馬の6頭全てが今回乗り替わりとなっていた。
22キタウイングが杉原騎手からリーディング上位の戸崎騎手に乗り替わって勝利したように騎手の流れに注意が必要。
今回乗り替わり
アスコリピチェーノ、ルージュスタニング、ホルトバージ、ショウナンマヌエラ、シリウスコルト、ジューンテイク
脚質
新潟マイルは直線が長いコースのため、キレ勝負になりやすい、
そのため、WASJ開催の6年で馬券になった逃げ馬は1頭だけと逃げて勝ち切るのは厳しい。
データの6年で後方からの馬が5勝を挙げているが、17フロンティアの年のように前決着をすることもある。この年は前走逃げた馬のワンツー、3着も前走2番手と、特殊なレースになった。
上がり3F
上がり3F最速(黄)を出した馬がデータの6年で4勝・2着1回と瞬発力が求められるレースであることがここからも読み取れる。
まとめた6年で、前走上がり最速の馬が5勝・2着4回・3着2回と前走後方からでも速い上がりを出した馬の成績が良い。もっと言うと前走のコースや展開、馬場にもよるが32~33秒台の上がりが欲しい。
前走上がり最速
アスコリピチェーノ、ルージュスタニング、エンヤラヴフェイス、ヴァンヴィーヴ、ヒヒーン、ルクスノア、ホルトバージ、クリーンエア、シリウスコルト、ニシノクラウン
前走上がり最速+32~33秒台
アスコリピチェーノ、ヒヒーン、クリーンエア
馬体重
馬格のある馬の方がこの時点での完成度が高く勝ちやすいかと思いきや
前走時点で500kgを超えていた馬は勝ちきれていない。(当日500kg超えも勝てていない)
今回割愛した20ショックアクション、21セリフォスも500kg未満で勝利していた。
前走500kg以上
今年は該当馬なし。
前走コース
勝ち馬の6頭全てが前走左回り(東京・中京・新潟)の芝1400m~1600mを走っていた。
これも割愛した20ショックアクション(前走新潟芝1600m)21セリフォス(中京芝1600m)にも当てはまる。
特に同じコースの新潟マイルを走っていた馬の成績が良い。
昨年勝利した22キタウイングも出走馬の中で唯一、前走が新潟1600mだった。
前走左回り1400~1600m
アスコリピチェーノ、ルージュスタニング、エンヤラヴフェイス、ルクスノア、クリーンエア、ショウナンマヌエラ、ジューンテイク
前走新潟1600m
クリーンエア
調教師
関東馬2勝、関西馬4勝で一見関西馬がやや有利に見えるが、その内訳は
中内田厩舎が2勝、安田隆行厩舎が1勝・2着1回と偏りがある。
特に中内田厩舎は開業以来、3戦3勝でこのレースに出走して負けたことがない。
この2厩舎の出走がなかった昨年は関東馬が1~3着を独占した。
関東の厩舎だと小島厩舎が2勝・3着1回、鹿戸厩舎が2着1回・3着1回、奥村厩舎が3着2回で得意としている。
今年は上記の常連のような厩舎の馬はいない。
例年に比べて関西馬の登録も多いため傾向が変わるかもしれない。
馬主・生産
ミルファームをはじめ、G1ではあまり目にしないオーナーの名前が並ぶ。
特筆すべき点として、普段G1を含めた重賞を勝ちまくっているノーザン系クラブ馬があまり勝てていない。同週にWASJがあり、トップジョッキーを乗せることができないためこのレースに対する勝負気配がそれほど強くないのかもしれない。
特にシルクレーシングは、0-0-0-4と不振。
昨年も一番人気のアイスグリーンが5着に敗れるなど人気しがちだが危険。
サンデーレーシングだけはWASJが開催された6年で2-0-0-0と無敗。
しかし、これもまた先に述べた中内田厩舎と安田隆行厩舎で1勝ずつなので他の厩舎の場合にどうなるかはわからない。
割愛した上に5着に敗れてはいるが、21年にも後の秋華賞馬となるスタニングローズを送り込んでくるなど全体的に本気度が高い。
社台Fも2勝を挙げているが、いずれも中内田厩舎所属だった。
他に気になる点として、ゴドルフィンの馬が今までに一度も連対を外していない。
このレースを非常に得意としている。
12 ノウレッジ 10番人気 2着
19 ウーマンズハート 1番人気 1着
20 ショックアクション 2番人気 1着
20 ブルーシンフォニー 1番人気 2着
人気から穴まで好走している。
アスコリピチェーノ
クリーンエア
血統
ダイワメジャーやエピファネイアなど、早い時期から完成度が高いとされている種牡馬の名前が並ぶ。
瞬発力が求められるためか、データの6年の勝ち馬全頭にサンデーサイレンスの血が入っていた。正直ほとんどの馬に入っているが…
サンデー持ち
アスコリピチェーノ、エンヤラヴフェイス、ヴァンヴィーヴ、ヒヒーン、ルクスノア、ホルトバージ、クリーンエア、ショウナンマヌエラ、シリウスコルト、ジューンテイク、ニシノクラウン
成績の良さそうなダイワメジャー産駒だが、産駒がデビューしてから今までの全成績は
2-2-1-9
と母数が多めなうえに早熟な印象で人気しがちなので見極めが大切。
このうちの2勝は17フロンティアと21セリフォスでどちらも中内田厩舎所属だった。
ダイワメジャー産駒
アスコリピチェーノ、ヴァンヴィーヴ
ダイワメジャーと同じく、サンデー系で仕上がりが早く2歳戦に強いと言われている
キンシャサノキセキ産駒の名前がないが、なんと過去に1頭も出走していない。
データが存在せず、今年が初出走となるので盲点になるなら面白いかもしれない。
ホルトバージ